教育情報会社のライセンスアカデミーが4年制大学を対象にしたアンケート調査によると、東京大学が検討している入学時期を秋に移行することについて、他の大学では賛否が二分していることがわかった。「四月入学を廃止」(16.4%)、「四月入学と併存させる」(26.6%)といった肯定する向きは43%だったのに対して、「秋入学は不要」(39.5%)といった否定する大学とが拮抗した。秋入学移行のメリットとして「留学生の増加」(49.8%)が挙げられる一方、デメリットして「高校卒業から大学入学までのブランクが生じる」(46.0%)が挙げられた。 |