文部科学省の問題行動調査によると、全国の国公私立の小中高が把握した「いじめ」は前年度比3.5%増加の7万5295件に達していることが判明した(東日本大震災被災3県を除く)。2006年度以降、減少してきていたが増加に転じた。いじめの内容(複数回答)は、「冷やかしや悪口」(66.7%)、「仲間外れ、集団による無視」(20.7%)、「パソコンや携帯電話による中傷」(3.9%)などとなっている。いじめが原因で自殺した児童生徒は147人。都道府県別の児童生徒千人当たりの「いじめ」は、熊本が27.6件、大分が19.3件と続いた。 |