日本自動車販売協会連合会は3月の中古車登録台数(軽自動車を除く)は前年同月比4.6%減の約48万4千台となり、1978年の統計開始以来で過去最低になったと発表した。東日本大震災で営業を停止した中古車販売店やディーラーが多く、行政も復興優先で中古車の登録業務を停止したことが響いている。とくに宮城県は43.1%減、福島県が33.7%減、岩手県が23.2%減と被災地での減少が目立った。また、首都圏での自動車メーカーが操業を停止したことにより、新車の供給が止まり、下取りに出る中古車が減ったことも影響している。 |