全国の家電量販店の販売動向を調査するGfKジャパンの調べによると、11月の薄型テレビの販売台数は約600万台に達し、単月としては過去最高を記録したものとみられる。過去最高だった前月10月の300万台から倍増し、過去最高を更新したことになる。例年、年間販売台数が約1千万台とされており、その6割を1か月で販売したことになる。12月1日から家電エコポイントの付与額が半減することを睨んだ駆け込み特需で販売が大幅に伸びたが、今後はその反動による需要減が予測されている。家電メーカーは休日返上でのフル生産体制で臨んでいるものの、家電量販店の店頭は品薄状態が続いている。 |