日本自動車販売協会連合会がまとめた8月の国内新車販売台数(軽自動車を含む)は42万4986台となり、前年同期比37.7%増加していることが分かった。エコカー補助金の9月末終了を前にしての駆け込み需要が増し、補助金の恩恵が大きい登録車(660cc)は販売台数が46.7%増となり、8月の伸びとしては過去最高となった。しかし、10月以降の補助金終了後はその反動で販売が減少していくことが確実視されており、メーカー各社は販売急減を緩和するために知恵を絞り出している。燃費効率を上げたり、外観を変えたりと、大きな投資を伴わない対応で顧客つなぎ留めを図る方針だ。 |