労働者健康福祉機構のまとめによると、全国の労災病院で受け付けている「勤労者 心の電話相談」への2009年度相談件数が2万5725人に達し、相談開始の2000年以降で初めて2万5千件を突破したことが判明した。相談者の性別割合は、男性が45.6%、女性が50.6%(残りは性別不明)で女性が上回り、年代別では、40代(27.1%)が最も多く、30代(20.7%)が続き、働き盛りの30-40代に集中した。相談内容別にみると、精神に関する相談では、「将来に対する不安」(9947人)が最多で、「落着けない」「イライラ・不安定」が続いた。職場に関する相談では「上司との人間関係」(2741人)が最も多かった。 |