民間支援団体「アウェア」が高校・大学生を対象にした調査で、恋人からの暴力「デートDV」を受けたことがある女子は22.6%に達し、5人に1人の女性が被害にあっていることが分かった。男子でも8.6%に上っている。調査は、「親密な関係の人がいた」とする女子535人、男子314人の恋人関係にあった男女のうち、デートDVを受けた女子121人、男子28人となっている。デートDVを受けた内訳をみると、「携帯電話のメールをチェックされたり、ほかの友人との付き合いを止めたりする行動制限」(男女合わせて52.6%)が最も多く、「馬鹿にするなど言葉の暴力」(同40.8%)、「物を投げつけるなど身体的暴力」(同35.1%)、「性的な暴力」(同25.6%)の順となっている。 |