最高裁が全国で実施された14裁判の裁判員を対象にしたアンケート調査で、97.5%が「裁判員は良い経験だった」と評価していることが分かった。裁判員に選ばれる前は「積極的にやってみたい」「やってみたい」とする向きは24.1%で、「あまりやりたくなかった」「やりたくなかった」が56.9%と消極的な姿勢が目立ったが、参加後は良い経験だったとの高評価が寄せられ、裁判後は一転していることが明らかになった。また、法廷の審理に関しては74.7%が「理解しやすかった」としている。検察官と弁護人の説明に関しては、「分かりやすかった」のは弁護人(65.8%)よりも検察官(84.8%)に軍配が上がった。 |