環境省の発表によると、2007年度の家庭ごみなど一般廃棄物の総排出量は5082万トンと、ピークだった2000年度より8.3%も減少していることが分かった。07年度の総排出量は東京ドーム約137杯分に相当する。一般ごみは毎年減り続け、同省では「自治体の啓発PRなどにより、ごみを減らそうとする住民意識が高まってきているのではないか」と分析している。総排出量のうち、資源として再利用したのは前年度比0.8%増の1030万トンで、リサイクル率も過去最高の20.3%に達した。市町村別でリサイクル率が高かったのは、人口10万人未満で鹿児島県大崎町(81.4%)、10-50万人未満では鎌倉市(47.6%)、50万人以上では北九州市(29.2%)となっている。 |