日本自動車工業会は、今年度上半期(4-9月)の二輪車の国内生産台数が前年同期比47.7%減の27.2万台になると発表した。調査開始の1966年以降で過去最低となった。欧米向け輸出が大きく落ち込むとともに、国内販売台数も大幅に減少したことが要因にある。国内で50万台もの生産能力を持つホンダとヤマハのいずれもが今年度は20万台を下回ることは確実と見られる。国内販売の低迷を受けて、自工会は、原付2種(排気量51~125cc)については四輪車の中型免許取得者については、簡単な技能講習だけで運転ができるよう、免許制度の変更を警察庁に要望書を提出した。 |