厚生労働省研究班の調査によると、2006年4月から2009年2月までに海外から輸入された生鮮魚介類のうち、食中毒の原因となるノロウィルスに汚染されていたものが14.8%まで上ることが分かった。市販の貝類など723検体のうち107検体からノロウィルスが検出され、種別では、ハマグリ(20.2%)、タイラギ(19.0%)、アカガイ(16.8%)などが多かった。最も、汚染率が高かった産地はベトナムの42.9%で、2位の中国(17.4%)を大きく引き離している。同班では、「ノロウィルスは熱に弱いため、85度で1分以上の加熱調理を心掛けて欲しい」と話している。 |