米国主要の約50の金融機関などのエコノミスト予測を集計したブルーチップ調査によると、本年上期の国内総生産(GDP)はマイナスで推移するものの、下期の後半からはプラスに転じるとの予測が大勢を占めたことが分かった。国内総生産(GDP)は、1-3月期がマイナス5.3%、4-6月期もマイナス2.0%とマイナスとなるが、7-9月期はプラス0.5%、10-12月期はプラス1.8%まで高まるとの復調を見込んでいる。GDPの約7割を占めるとされる個人消費が伸びることを見込んでの予測だが、所得の源泉となる雇用情勢は依然厳しい状況にあり、年後半のプラス成長予測はなお予断を許さない。 |