全国石油商業組合連合会がスタンド経営者を対象にした調査によると、2012年度末のスタンド数は現在より20%減の約3万2千店に、2017年度末は36%減少の約4万300店になると予想していることが分かった。減少する理由(複数回答)は、「販売競争の激化による経営悪化」が56%の最多で、「需要減による経営不振」(25%)が続いた。ガソリンスタンドの生き残り策については、「適正な利益の確保を目指す」(54%)、「高収益のスタンドに絞り込んで経営する」(18%)が挙げられた。電気自動車向けの充電器を設置するなどの「次世代エネルギー対応を進める」を最重要課題として挙げた会社は回答企業486社の中で2社だけだった。 |