日本経済新聞社が、定額給付金の使い道について、全国の1千人を対象にしたインターネット調査を行ったところ、58%もの人が「消費に回す」と回答していることが分かった。消費派で最も多かったのは、「旅行・レジャー・買い物などの不要不急の消費に使う」が31%、次いで「日々の生活費の補填に充てる」は27%だった。また、「貯蓄・ローン返済などに充てる」人は29%に上り、このうちの8割弱が「預貯金する」としている。1999年の「地域振興券」では経済企画庁の調べで6割強が貯蓄に回ったとされており、今回の給付金では消費性向が強いとみられる。調査では、「辞退する」が1.0%、「寄付する」が0.4%、それぞれあった。 |