内閣府が行った2007年度国民経済計算によると、日本の1人当たり名目国内総生産(GDP)は34,326ドルとなり、世界第19位となり、先進7カ国(G7)で最下位となったことがわかった。07年の日本の名目GDPは4兆3850億ドルで米国に次いで世界第2位をキープしたものの、世界全体のGDPに占める割合は大きく収縮し、8.1%までに落ち込んだ。07年の日本はデフレの影響で名目成長率が1.7%という低成長にとどまったことが背景にある。1人当たりのGDPが連続して世界第1位となったルクセンブルクは103,442ドルで日本の3倍強となっている。08年は大幅な円高になったことから、日本のGDP順位は上昇するものとみられる。 |