東京海上日動リスクコンサルティングが行った「仕事に関する意識調査」によると、現在の仕事に「やる気がある」勤労者は約半数の52.7%であることが分かった。20-50代の会社員・公務員を対象にした調査で、現在の「仕事にやる気を持っている」割合を年代別にみると、20代が57.3%、30代が50.5%、40代が49.2%となっており、年代が進む中堅や管理職層での意欲減退傾向がみられた。意欲が高まる仕事(複数回答)は、「自分のやりたい仕事」が35.2%で最も多く、次いで、「お客様に感謝される仕事」となっている。また、「高い金銭的な報酬につながる仕事」は7位になっており、同社では、「給与を高くしても、モチベーションを高める効果はそれほどない」と分析している。 |