石油情報センターが6月2日時点でのレギュラーガソリンの給油所店頭価格(全国平均)は1リットルあたり171.9円となり、調査開始以来、初めて170円を突破し最高値を更新したことが分かった。背景には、原油高騰を受けて石油元売り各社が6月の卸値を大幅に引き上げたことがある。最も高い地域は四国での172.8円で、最も低い地域は九州・沖縄での170.6円で、1リットル当たり2.2円の格差もあった。急激な価格高騰で、給油所への客足は遠のき、消費者の買い控えもみられ、給油所経営は一段と厳しさを増してきているとみられる。 |