厚生労働省の調査によると、昨年10月時点でパート労働者は約956万人となっていることが分かった。2001年同月時点と比較して約4.9%も増加したことになる。対して正社員は344万人減少の2586万人となり、同省では「企業が人件費削減のため正社員を減らす一方でパート労働者の雇用を増やしている」とみている。また、パート労働者の不満や不安として「賃金が安い」(61.8%)が最多だったが、今後の希望では、「パート等で仕事を続けたい」が68.4%もあり、また「正社員にはなりたい」が18.4%にとどまり、賃金は安いという不満はあるもののパートという働き方には満足している姿も伺える。 |