日本自動車販売協会連合会は、2006年度の国内新車販売台数(軽自動車を除く)が前年度比8.3%減少の359万台だったと発表した。1977年度以来の低水準で、ピークだった1990年度の約6割に止まった。メーカー12社中8社がマイナス。日産自動車の17%減など6社が2ケタ減少、トップのトヨタ自動車も5.4%減少した。
車種別にみると、普通乗用車が2.3%減少と小幅に止まったものの、軽自動車との競合した小型自動車が13.5%
減少した。その一方で、排気量660cc以下の軽自動車の販売台数は過去最高となる見通しである。ガソリン高騰などの影響もあり、燃費効率を重視した軽自動車に人気が集まった感がある。
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