内閣府は小中生と保護者を対象にした「生活と意識に関する調査」で、中学生の70.9%が悩みや心配事を抱えている一方で、保護者が悩んでいる内容を「知っている」のは、僅か7.4%に過ぎなかったことが分かった。悩みや心配事を抱える中学生は10年前と比べ14.6ポイント増加している。悩みの内容(複数回答)で最も多いのは、「勉強や進学」(61.2%)で、「友達・仲間」(20.0%)、「性格」(18.7%)と続いている。中学生の悩みの相談相手は、「同性の友達」(69.8%)、「母親」(54.5%)、「父親」(24.4%)の順になっている。平日子供と殆んど接触しない父親が6年前と比べ9.2ポイント増の23.3%に達していることも明らかになった。 |