厚生労働省の調査によると、2005年度、働き過ぎが原因で脳内出血や心筋梗塞といった『脳・心臓疾患』により労災認定を受けた人は330人に上り、過去最多となったことが分かった。脳・心臓疾患のうち過労死に至ったケースは157人、ストレスによるうつ病などの精神障害での認定も127人と高止まり傾向にある。『脳・心臓疾患』の労災認定請求者数も過去最多の869人で、前年度より6.5%増えている。過労死の認定者の職種別で最も多いのは、「運輸・通信従事者」の82人、次いで「管理職」が62人。40代と50代で全体の7割を占めた。 |