最高裁は裁判員制度の導入に際してのアンケート調査を実施したところ、裁判員として「参加したくない」と答えた人が61.6%に上った。参加したくない理由として、「裁判所に行くための日程調整が大変」(65.3%)、「心理的に不安」(53.4%)が挙げられた。また、裁判員に選ばれた場合の参加可能日数は、「3日以内」が最も多く、「6日以上参加できる」人は5.1%にとどまった。裁判員制度は一般市民がくじ引きにより選任された裁判員6人と職業裁判官3人とで有罪・無罪、そして有罪の量刑を決定する仕組みで、2009年5月までに実施される。 |