認知症患者を地域全体で支えるまちづくりを目指す「100人委員会」が発足した。同委員会は厚生労働省が呼び掛け、発起人代表には堀田力・さわやか財団理事長が就任し、今後、地域や職場で認知症についての講座を開催し、受講した「認知症サポーター」を5年後に100万人に計画を掲げている。このサポーター講座は、市町村・学校、スーパーや交通機関などに依頼して開催していくとしている。厚生労働省によると、02時点で何らかの介護や支援が必要な認知症のある高齢者は149万人で、30年には353万人になると推計されている。 |