総務省は、本年3月末時点の住民基本台帳に基づく日本の総人口は、1億2682万4066人であると発表した。前年同期と比較すると、13万5802人増となっているが、増加率は過去最低の0.11%増となった。出生者数も約112万人と過去最低を更新した。
年代別にみると、15歳未満の年少人口は約1778万人(前年比0.93%減、全体に占める割合は14.03%)、労働力の担い手たる15歳から65歳未満は約8463万人(前年比0.3%減、全体構成比66.73%)。これに対して、65歳以上の高齢者は約2440万人(前年比2.32%増、全体構成比19.24%)と、本格的な少子高齢化社会への突入していることを物語っており、社会保障制度の抜本改革論議が不可避の状況にある。
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