政府は、来秋の臨時国会に、障害者・高齢者への考え方をさらに進め、子供や健常者、外国人など全ての人に暮らしやすいユニバーサル社会を実現するための「ユニバーサル社会創造法案」を提出する予定だが、この具体的施策として、道路や電柱などICチップを埋め込み、携帯電話端末機で目的地までを音声や画像で知らせる、IT活用のインフラ整備を2006年度までに進めるとしている。ICチップには、目的の場所の識別番号が付けることで、位置だけでなく、「○○病院の第1内科」といったように建物の中の場所まで特定できるようになる。ICチップ設置には、企業や個人に幅広く協力を求めるとしている。 |