経済産業省の新産業創造戦略によると、日本が世界最先端技術を持つ7つの分野を、政策を総動員して、現在の200兆円の市場規模を、2010年に300兆円に育て上げるとしている。7分野は、情報家電(目標市場規模18兆円)、ロボット(1.8兆円)、健康・福祉・機器・サービス(75兆円)、環境・エネルギー・機器・サービス(78兆円)、ビジネス支援サービス(107兆円)、燃料電池(1兆円)、映像音楽等のコンテンツ(15兆円)。新産業戦略は、中国などの産業競争力が高まる5年、10年先を見越した政策であるとともに、「技術革新と需要の好循環」を加速させる狙いがある。 |