国土交通省は自動運転車に関する安全基準を初めて導入した。高速道の同一車線を自動走行できる機能を備えた自動運転が普及し始めていることを受けて対応したもので、基準では、運転手がハンドルから65秒以上手を離すと手動運転に切り替える仕組みを搭載することを義務付けている。具体的には、15秒以上手離し運転すると警報を表示し、その後50秒後に自動運転のシステムが停止して手動に切り替わるプログラムの搭載を義務付けている。2019年10月以降の自動運転機能を備えた新型車が対象で、現在販売車種については2021年4月からの適用となる。 |