世界経済フォーラムが発表した2017年版観光競争力ランキング報告書によると、日本は前年の9位から過去最高となる4位に引き上げられた。首位はスペイン、2位フランス、3位ドイツと欧州勢が続き、日本はアジア太平洋地域で最上位となっている。同フォーラムでは「日本は優れた文化遺産目当ての観光客が世界中から訪れている」と評価するとともに、日本の交通インフラの至便さを評価した。他方、環境保全に一層の努力が求められると指摘した。また、同報告書では、世界の旅行者数は12億人に達し、1950年代の480倍にまで増加したと伝えている。 |