政府観光局の発表によると、7月に訪日した外国人旅行者数は84万5千人に達し、前年同月比では50.5%の増加になることが分った。7月としては過去2番目の多さとなった。同局では、原発事故での不安感や円高による割高感はあるものの、新規航空路線の就航もあり、訪日数は回復基調にあるとしている。国・地域別にみると、中国が月間としては初めて20万人を突破し、タイ、インドネシア、ベトナムが過去最多となった。今後、竹島問題や尖閣諸島問題での影響が危惧されるが、同局では「中間との関係が悪化しないことを望んでいる」と表明している。 |