日本財団がNPO法人全国不登校新聞社の協力を得た調査で、「通学しているものの、学校に通いたくないと感じることがある〝不登校傾向〟」の中学生は約33万人に上り、中学生全体(約325万人)の10人に1人を占めることが分かった。文科省調べでは約10万人とされているが、実態はその3倍にもなる。内訳をみると、①1週間以上連続で休んだことがある人が約6万人、②保健室や校長室で過ごす教室外登校、遅刻や早退が多い部分登校などが約13万人、③授業には出るが心の中では学校が嫌だと感じている仮面登校が約14万人となっていた。 |