連合総研が全国の公立小中教諭約4500人を対象にした調査で、週に60時間以上働く教諭の割合が8割近くに上ることが分かった。労働組合加入に関わりなく公立小中教諭を対象に週当たりの労働時間を20~60時間以上を5段階に分類したもので、週60時間働いている小学校教諭の割合は73%、中学校は87%だった。連合総研が2016年に調査した民間企業で週60時間以上働いている割合と比較してみると、建設業の13.7%、製造業の9.2%、運輸・情報通信業の9.0%となっており、小中教諭の労働時間実態は突出している。 |