中央支部(佐々木新一支部長)では、例年地域貢献活動の一環として、管内にある「堤通り(宮城県庁北側から東北大学農学部手前までの約600m)」の七夕祭りへ協賛をしており、今年も2竿の手作り七夕飾りを出展しました。
今年は早い段階から、七夕飾りには欠かせない花飾りや折鶴の材料をご協力いただける支部会員の皆様に事前にお渡しし、会社などで作っていただき、7月11日(月)に開催した「七夕飾り製作会」の際に持ち寄って法人会の手作り七夕飾りを製作しました。
今年で4回目となる手作り七夕飾りの製作。今回も上杉中央商店会のベテラン七夕製作講師をお招きし、事前準備も加え約30名の皆様にご協力いただき、使い古しのポスターや包装紙、ダンボールなども使用したアイディアとセンスの詰まった“エコ”七夕飾りを製作することが出来ました。
仙台七夕の飾りには「七つ飾り」と呼ばれる「短冊」「折鶴」「着物」「巾着」「投網」「くずかご」「吹流し」の7種類の伝統的な飾りがあり、7種類それぞれに願いが込められています。この飾りもひとつひとつ丁寧に製作し、2竿の七夕飾りに彩りを添えました。
また、仙台七夕祭り前日の8月5日(土)、製作した法人会の七夕飾りの取り付けを行いました。長い竹を運び、余分な枝葉を取り除き、皆で作った飾りを取り付けて割り当てられた区画に設置しました。素朴で温かみのある昔ながらの七夕飾りが風に舞う様子がなんとも誇らしげでした。
作り手の高齢化等で七夕製作の担い手が減少する中、伝統文化の継承という意味でも、地域への社会貢献につながる活動が出来たのではないかと思っています。
七夕飾り製作等にご協力いただいた皆様、大変お疲れ様でした。