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去る4月28日、女性部会第34回定期総会に併せて、(社福)東北福祉会せんだんの里施設長の千脇隆志氏を講師に迎えて「認知症について」の記念講演会を実施しました。
千脇氏は、日本の高齢化の現状を話された後、グループホームはじめ豊富な介護経験での実体験をもとに、認知症高齢者の心理や接し方の基本、日常生活の援助の仕方など多岐にわたり分かりやすく話され、「言葉ではなく、身振りや表情で相手を見る」、「ゆっくり・はっきり、否定しない」、「できることは積極的にやってもらうなど、役割を持ってもらうことが大事」など多くのことを学びました。
85歳以上の3~4人に1人は認知症と言われ、「老・老介護」から「認・認介護」の時代になっている現状に、生きがいを持って生活していただくための活動の仕方を、再認識した講演会となりました。